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The Best of All Worlds 2024 Tour

<来日メンバー(予定)>

サミー・ヘイガー(Vo)、マイケル・アンソニー(B)、ジョー・サトリアーニ(G)、ジェイソン・ボーナム(Dr)ケニー・アロノフ(Dr)

ご来場の方へ重要なお知らせ

▶︎  ガラス・缶製品
▶︎  プロ用カメラ(一眼レフカメラ・望遠レンズ付きカメラ含む)     
▶︎  ビデオカメラ・アクションカメラ
▶︎  三脚、セルフィースティック
▶︎  録音機器
▶︎  武器凶器全般、ドローン、花火
▶︎  大型のスタッズ付きベルトやブレスレット・アクセサリー
▶︎  竿付きの旗やバナー
▶︎  傘(折り畳み傘を除く)
▶︎  レーザーポインター

※上記に関わらず、法律で禁止されているものや、セキュリティ上危険と判断される物は持ち込みをお断り致します。
※入場口で持込禁止物をお預かりする事はできません。必要な場合は、予め近隣のコインロッカーに預ける等の対応をして頂けますようお願い致します。

本公演では、入場時に手荷物検査を行います。入場にお時間がかかる可能性がございますので時間に余裕を持ってご来場いただきますようお願いいたします。

ビデオカメラによる撮影や、一眼レフカメラを含む、プロ用とみなしうる機材を用いた撮影・録音は一切禁止致します。スマートフォン及び個人用コンパクトデジタルカメラの使用は可能です。ただし商用利用を目的とした撮影・録音は一切禁止致します。また、フラッシュの使用は固くお断りいたします。

会場周辺での出待ち、入り待ち(徹夜含む)を禁止致します。会場および周辺の公共スペースでの入り待ち、出待ち行為や追っかけ行為、また周辺道路等への座り込み等の行為はアーティストと皆様ご自身に危険がおよぶだけでなく、一般の方を巻き込んでの事故・トラブルの原因となります。これらの行為によっておきた事故・事件は当事者同士で解決して頂きます。アーティスト・主催者・会場は一切責任を負いません。また悪質な行為に及んだ場合は公演会場への入場をお断りさせて頂き、警察へ身柄を引き渡す場合もありますのでご了承ください。

9月23日(月・休)東京公演の当日券は、開場時間(17:00)より会場の当日券売り場にて販売いたします。
 
<当日券>
・GOLD席 35,000円(税込)
・S席 20,000円(税込)
 
※未就学児(6歳未満)入場不可。6歳以上はチケット必要
※現金、クレジットカード、電子マネーでの支払いが可能です(一部使用できないものもあります)
 
上記以外の券種は会場にてご確認ください。

明日9月22日(日)大阪・堂島リバーフォーラム公演の当日券は、開場時間(16:00)より会場の当日券売り場にて販売します。

※枚数に限りがありますので、ご来場いただいてもご購入できない場合がございます。
※売り切れ次第販売を終了いたします。


<当日券(税込)>
・S(スタンディング) 20,000円
・A(2F指定席) 19,000円

※未就学児(6歳未満)入場不可。6歳以上はチケット必要
※現金、クレジットカード、電子マネーでの支払いが可能です(一部使用できないものもあります)

サミー・ヘイガー、待望のジャパン・ツアーが名古屋で開幕!
日本への愛に満ちた至れり尽くせりの演奏内容と、極上の幸福感。


それはまさに夢のような至福のひとときだった。9月20日、名古屋にてサミー・ヘイガーのジャパン・ツアーが幕を開けた。会場となったNiterra日本特殊陶業市民会館フォレストホールにはさまざまな世代の音楽ファンが詰めかけ、サミー自身が言うところの「単なるコンサートではない音楽のセレブレーション」は、20曲以上、約130分間にわって繰り広げられた。ステージ上の5人がすべての演奏を終えると、その背景には「THANK YOU」の大きな文字が点滅していたが、そのシンプルな感謝の言葉は、この夜のオーディエンスの気持ちが映し出されたものでもあったはずだ。

今回の日本公演は『THE BEST OF ALL WORLDS』と銘打たれた世界ツアーの一環としてのもの。2004年に発売されたヴァン・ヘイレンの2枚組ベスト・アルバム「THE BEST OF BOTH WORLDS」を想起させずにはおかないが(もちろんその表題は1986年生まれの名盤『5150』の収録曲タイトルに由来する)、そもそもは「双方のいいとこ取り」を意味するこの言葉が、このツアーでは「すべてのいいとこ取り」に拡大されているというわけだ。実際、その看板に偽りはない。なにしろ、あくまでサミー在籍期のヴァン・ヘイレンのレパートリーを軸としながらも、デイヴ・リー・ロス期の楽曲、ヴァン・ヘイレン以上に長いサミー自身のソロ・キャリアにおける代表曲なども、ふんだんに盛り込まれた演奏内容になっているのだから。

この先、大阪と東京での公演も控えているだけに、この場での具体的な演奏曲目に関する記述は必要最小限にとどめておきたい。ただ、特筆すべき事項として伝えておきたいことのひとつに、先頃の北米ツアー時には演奏されていなかった“キャント・ストップ・ラヴィン・ユー”が披露された事実がある。1995年発表のヴァン・ヘイレンの第10作『バランス』から生まれたヒット曲だが、サミーはこの楽曲に対する日本での人気の高さを把握しており、以前からこの国で披露することをほのめかしていた。実のところ当時の全米シングル・チャートでは最高30位に甘んじていたこの曲を彼が公の場で披露したのは、2007年10月に彼の誕生日に際してメキシコで行なわれたライヴ以来のことであるようだ。しかもステージ上でのサミーの発言によれば「ほんの3時間前に全員で合わせてみたばかり」なのだという。彼は「だから間違えたらゴメン」的な発言もしていたが、当然ながらそんな事態に陥ることはなかった。

ビッグ・ネームによるツアー、ことにテーマ性が明確な大型ツアーにおいては、各楽曲に伴う演出面の都合などからも、地域を問わずセットリストが一定であることが常だが、サミーのこうした配慮からは、彼の「またこうして日本に戻って来られて嬉しい。この国が大好きなんだ」という言葉が、単なる社交辞令ではないことがうかがえる。彼は公演中、名古屋の街自体もお気に入りであることを認めながら「俺がこの街を大好きであるように、みんなにもこのバンドを気に入ってもらえたら嬉しい」といった発言もしていたが、そうした気持ちの表明だけでもこちらとしては嬉しくなってくるし、当然ながらこの“バンド”の規格外の素晴らしさには、その場にいた誰もが感銘を受けていたに違いない。

家族の事情により英国に戻らねばならなくなり、先頃の北米ツアーからの途中離脱を余儀なくされたジェイソン・ボーナムが引き続き不参加となったことは残念ではあったが、ピンチヒッターに起用されたケニー・アロノフのパワフルな超絶ドラムは、ジェイソンを欠いたことによる穴を埋めて余りあるものだった。ジョン・メレンキャンプとの長い活動歴のみならず、ローリング・ストーンズ、スマッシング・パンプキンズ、ジョン・ボン・ジョヴィといったさまざまな大物たちとの演奏歴を持つ彼は、米国のローリング・ストーン誌の選出による「全時代を通じてのベスト・ドラマー100人」のひとりにも選ばれている人物だ。また、キーボード担当のレイ・シッスルウェイトは、楽曲によってはギターやヴォーカルでも貢献し、まさにマルチな活躍ぶりをみせていた。

ごく自然体のまま神業レベルの演奏を披露するジョー・サトリアーニ、そしてサミーにとっての良き相棒というべきマイケル・アンソニーの素晴らしさについても、言うまでもない。原曲キーのまま歌うことにこだわりのあるサミーの歌唱も圧倒的な素晴らしかったが、そのさらに上の音階でハーモニーを重ねるマイケルの歌声も見事なものだったし、敢えてこの場では曲名を伏せておくが、彼がヴォーカル面を主導する楽曲も、このショウにおける見せ場のひとつになっている。

ファンが求める楽曲が網羅された演奏内容もさることながら、サミーをはじめとする熟練者たちの人柄の素晴らしさも、この公演全体を支配していた幸福な空気感に繋がっていたように思う。余談ながらこの日の開演前、筆者はサミーの厚意によりバックステージに招かれたのだが、こちらが今回のツアーのオフィシャルTシャツを着用しているのを見たサミーは「いいTシャツを着ているな。楽しむ準備はできているようだね?」と声をかけてきた。そして「君は楽器をやるの?」と尋ねられ「あいにく演奏はしないんですが、ヴォーカルの経験は少々ありますよ」と答えると「奇遇だね。俺もそうなんだ」と返してきた。そして、少しばかり歓談したのちに客席に向かおうとすると「ちょっと待て!」と呼び止められたのだが、何事かと思えばテキーラを差し出され、その場で乾杯することになったのだった。

その際、他のメンバーたちとも少しばかり話をしたが、「今夜の終演後、超特急でこのライヴの記事を書かなければならないんです」と告げると、ケニーは「大変そうでいて実は簡単なことだ。たったひとつ言葉を書けばいい。“GOOD”とね」と言い、その発言を受けてマイケルは大笑いしながら、「そう、たった4文字でいいんだ」と言ってきた。開演直前とは思えないその和やかな空気は、彼らの演奏中にも保たれていた。完璧なライヴ・パフォーマンスを、張り詰めたような緊張感のもとで進めていくのではなく、穏やかな空気感の中で繰り広げてしまう彼らに、僕は、マイケルからの指定文字数を1字越えてしまうが、“GREAT”という言葉を捧げたい。もちろんそこに、感嘆符をいくつも付けて。

増田勇一

Photo by Kazunari Kimura

9月20日(金)名古屋公演の当日券は、17:30より会場の当日券売り場にて販売いたします。

 

<当日券>

S席:20,000円(税込)

※未就学児(6歳未満)入場不可
※現金のみ⁠

来日公演はいよいよ今週金曜日からスタート!
物販情報を公開しました!

【販売商品】

【販売日時】
 
<名古屋>
9月20日(金)Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
 
先行販売:16:00〜17:30
※先行販売終了後は開場時間より販売いたします。
 
 
<大阪>
9月22日(日)堂島リバーフォーラム
 
先行販売:14:00〜15:30
※先行販売終了後は開場時間より販売いたします。
 
 
<東京>
9月23日(月・休)有明アリーナ
 
先行販売:15:00〜
販売場所:サブアリーナ
 
 
【支払い方法】
現金、各種クレジットカード、電子マネー
 
 
【注意事項】
* 商品の販売価格は全て消費税込の金額になります。
* 販売の内容や価格は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
* 商品の数には限りがあります。売り切れとなる場合がございますので予めご了承ください。
* チケットをお持ちでない方もご購入可能です。
* 不良品以外の返品・交換は一切お断りさせていただきます。
* 終演後の販売は時間に限りがあるため、状況に応じて途中で列の受付を締め切らせていただきます。

GOLDチケットの特典グッズを公開しました!
東京、名古屋公演は入場時にお渡しいたします。大阪公演は場内の引換所にてお受け取りください。

「The Best of All Worlds 2024 Tour」で来日を予定していましたドラマーのジェイソン・ボーナムは、家庭の事情により来日公演に不参加となりました。
代役として、全米ツアーにも参加したケニー・アロノフが参加いたします。
 
ケニー・アロノフは、2011年のチキンフットのツアーでサミー、マイケル、ジョーと共演した豊富な経験を持っています。ローリング・ストーン誌で「史上最高のドラマー」の一人に選ばれ、ローリング・ストーンズ、レディー・ガガ、ボブ・ディラン、ブルーノ・マーズ、ポール・マッカートニー、デイヴ・グロールなどの数々の大物ミュージシャンと共演してきました。
 
ジェイソン・ボーナムの来日を心待ちにされていた方にはお詫び申し上げます。
なお、来日メンバー変更に伴う公演チケット払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。

Announcement of changes to band member
 
We regret to announce that Jason Bonham will not be joining the “The Best of All Worlds 2024 Tour” in Japan due to an urgent family matter.
 
Fortunately, Kenny Aronoff, who joined the final shows of the US tour to great acclaim, will be his replacement. Kenny has a rich history playing with Sammy, Michael and Joe on Chickenfoot’s 2011 tour, and beyond. Ranked one of the “greatest drummers of all time” by Rolling Stone, he has drummed for the likes of Rolling Stones, Lady Gaga, Bob Dylan, Bruno Mars, Paul McCartney, Dave Grohl, and more.
 
We apologize to those looking forward to Jason’s performance and appreciate your understanding. Please note that there will be no refunds for tickets regarding this matter.

サミー・ヘイガーと最強の仲間たちによる
『全世界のいいとこ取りツアー』、まもなく日本上陸!


7月26日にフロリダで幕を開けたサミー・ヘイガーの北米ツアーが佳境に入っている。8月31日に予定されているセントルイス公演を終えると、その次の公演地は名古屋。9月には『THE BEST OF ALL WORLDS』と銘打たれたこの規格外ツアーが、いよいよ日本にも巡ってくるのだ。

このツアーに掲げられたタイトルには、2004年に発売されたヴァン・ヘイレンのベスト・アルバム『THE BEST OF BOTH WORLDS』を連想させずにおかないところがある。この2枚組にはデイヴ・リー・ロス期とサミー在籍期、双方の時代のキラーチューンが詰め込まれていて、まさに“両方の世界”の美味しいところを堪能できるものになっていた。そして今回は“どちらの世界も”ではなく“すべての世界を”味わえるツアーと銘打たれている。実際、サミー自身もこのツアー・タイトルについて「全世界のいいとこ取り、という意味なんだ」と発言している。

今回のツアーで演奏されている20曲を超える楽曲のうち、多くはサミー自身がフロントを務めていた当時のヴァン・ヘイレンの楽曲で占められている。ただ、当然ながら“それ以外の世界”からも選曲されていて、ソロ・アーティストとしての彼の代表曲、さらにはデイヴ期のヴァン・ヘイレンの曲、モントローズ時代の楽曲までも網羅されている。


photo:Richie Downs

サミーはかつて、ヴァン・ヘイレン加入後に“ジャンプ”や“パナマ”といったデイヴ期の楽曲を自身が歌うことについて「曲は素晴らしいから何の抵抗もないが、歌詞の意味するところがよくわからない」といった内容の発言をしていたことがある。その言葉を目にした時には「同じアメリカ人のヴォーカリストでもそうなのか!」と思えたものだし、日本人の自分がデイヴの書く歌詞について「よくわからないけど面白い」という印象であるのも当然なのだと納得させられたものだ。ただ、そうした歌詞云々についてはともかく、現在のサミーはデイヴ期も含めたヴァン・ヘイレンの楽曲全般を歌うことについて、ある種の使命感に近いものを感じているようだ。

サミーは「これはデイヴに対する悪口ではないよ」と前置きをしたうえで「デイヴには俺の時代の楽曲を歌うことはできないだろうが、その逆は可能だし、それができるのは自分しかいない」と語っている。改めて説明するまでもないはずだが、エディ・ヴァン・ヘイレンの他界(2020年10月6日)により、今後ヴァン・ヘイレンのライヴが行なわれる可能性は残念ながら打ち消されてしまった。もちろん形を変えて何らかの機会が設けられることはあるのかもしれないが、エディの実兄であるアレックス・ヴァン・ヘイレンはすでに自身の所有していた機材などをすべて処分してしまったという話だし、サミーは「おそらく彼には、エディ以外の誰かとステージに立つつもりはないのだろう」と推察している。

もちろんサミーが望んでいたのもエディが全快し、ふたたび彼とともにロードの生活に身を置くことだったが、それは完全に不可能なことになった。そして実際、それが叶わぬ夢だと悟った際には、サミー自身も音楽活動からの引退を考えていたという。ただ、コロナ禍で何もかもが停滞していた時期に、改めて自らの人生について熟考を重ねた結果、ヴァン・ヘイレンでの盟友であるマイケル・アンソニーとともに動くことを決意するに至ったのだった。


photo:Richie Downs

彼は「あの出来事により、最悪なことは起こり得るんだということを誰もが学んだ。まだまだ乗り越えなければならないことは残されているが、願望込みで世界が良くなることを信じているし、自分が本当にやりたいのが何なのかを改めて確信させられた」と語っている。この発言は、パンデミックの件にもエディのことにも当て嵌まるところがあるように思う。サミーとマイケルは自分たち2人のことを、やや自虐的に「(ヴァン・ヘイレンの)残りの2人」などと呼ぶことがあるが、その2人がベストな世界を体現・共有するために立ち上がった背景には、そうした心境変化もあったのだった。

彼ら2人が今回のツアーでステージを共にしているのは、ジョー・サトリアーニとジェイソン・ボーナムである。ヴァン・ヘイレンの楽曲をたっぷり演奏するとなれば参加を志願するミュージシャンも数多いはずだが、この選択はまさに誰にも文句の付けようのないものだろう。ジョー・サトリアーニはチキンフット、ジェイソン・ボーナムはザ・サークルにも名を連ねているだけに、サミーにとってはごく身近なところでの人選でもあるが、彼がこの凄腕たちに寄せる信頼感の大きさは半端なものではない。サミーはジョーに関して「リード・ギタリストであるのみならず、リード・シンガーでもある。つまりギターで歌うからだ」、ジェイソンについては「エディのギターを他の誰かが弾いても同じ音にならないが、逆にエディが弾くとどんなギターでも彼の音になる。ジェイソンのドラムについても同じことがいえる」と絶賛している。蛇足を承知で付け加えておくならば、ジェイソンという人選にはアレックス・ヴァン・ヘイレンも納得していることだろう。なにしろ彼は、ジェイソンの父であるジョン・ボーナムを崇拝し続けてきたのだから。


photo:Richie Downs

そしてサミーは、盟友マイケル・アンソニーについても「彼ほど頭の回転の速いやつには出会ったことがない」と語り、誰よりも彼と波長が合うこと、嗜好の面でもさまざまな共通点があることを認めている。メキシコとテキーラ、辛い食べものを愛してやまない2人は、かつて日本滞在中にも連れ立って激辛料理を食べ歩いたことがあるそうで、9月の来日時にもそれを楽しみにしているらしい。もちろん彼らがいちばん楽しみにしているのは激辛料理ではなく、日本のオーディエンスとの再会であるはずだが。

『THE BEST OF ALL WORLDS』の日本上陸まで、残された時間はもうわずかだ。9月20日に名古屋で幕を開けるこのツアーは、その後、大阪、東京と続いていく。この先、ヴァン・ヘイレンのライヴを観ることはもはや限りなく不可能に近いと言わざるを得ないが、サミー・ヘイガーによるこの公演も、二度と体験できないものになることだろう。この機会を、誰にも絶対に逃して欲しくない。

なお、この記事内には北米ツアー時のセットリストも掲載している。もちろん日本公演の際には演奏内容が更新される可能性もあるはずだが、しっかりと予習を済ませて臨みたい読者にとって参考になれば幸いだ。もちろん、予習抜きで臨んでも極上の満足を味わえるに違いない。

増田勇一

8月25日 アーカンソー州ロジャーズ公演セットリスト
・Good Enough
・Poundcake
・Runaround
・There's Only One Way To Rock
・Judgement Day
・Panama
・5150
・Summer Nights
・Ain't Talkin' 'bout Love
・Top Of The World
・Best Of Both Worlds
・Satch Boogie
・The Seventh Seal
・Right Now
・Why Can't This Be Love
・Eagles Fly
・Mas Tequila
・Heavy Metal
・I Can't Drive 55
・Space Station #5/Big Foot/Jump
・When It's Love

絶対的アメリカン・ハード・ロック・バンドとして君臨する最強王者、ヴァン・ヘイレン!
サミー・ヘイガーをヴォーカルに迎えたラインナップで1986年から1995年の間に発表した4枚の全米No. 1アルバムが、オリジナル発売時以降初のリマスターとなる2023年最新リマスター音源を採用した紙ジャケット・コレクション~MQA-CDエディションとなって登場する!
2023年にリリースされ全世界で即完売となった、初のリマスター音源を収録したアナログ・ボックス・セット『THE COLLECTION II』のパッケージをベースにした新装版紙ジャケット仕様のパッケージに、2023年最新リマスター音源をベースにした96kHz/24bitのデジタル・ハイレゾ音源を88.2kHz/24bitに変換したMQA-CDを封入したこの形態での単独リリースが許されたのは、ここ日本のみ!

商品詳細:https://wmg.jp/vanhalen/news/89565/

9月の来日公演に向けて、サミー・ヘイガーより日本のファンにメッセージが届きました!

「大量のヴァン・ヘイレンをパフォーマンスするぜ!」と気合十分のようです!

サミー・ヘイガーが、元ヴァン・ヘイレンのマイケル・アンソニーに加え、ジョー・サトリアーニ、ジェイソン・ボーナムのロック界を代表するミュージシャンとともに「ヴァン・ヘイレン」の楽曲を中心にパフォーマンスするツアー「The Best of All Worlds 2024 Tour」の日本公演の開催が決定!

サミー・ヘイガーが在籍していた第二期ヴァン・ヘイレンは“黄金期”と称され、在籍中にリリースされた4枚全てアルバムで全米1位を獲得し、“Why Can’t This Be Love”、”Dreams”、When It’s Love”、”Right Now”等の多くのヒット曲を産み出した。サミーが「ヴァン・ヘイレン」としてパフォーマンスしたのは2004年が最後となっており、今回のツアーは、20年間披露されていなかったヴァン・ヘイレンのヒット曲を堪能できる歴史的な瞬間となる。

ロック・ファン垂涎の貴重な公演をお見逃しなく!

NAGOYA

2024年9月20日(金)

Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

OPEN 18:00 / START 19:00

お問い合わせ:CBCテレビ事業部 052ー241-8118(平日10:00~18:00)

OSAKA

2024年9月22日(日)

堂島リバーフォーラム

OPEN 16:00 / START 17:00

お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00-18:00 ※日・祝除く)

TOKYO

2024年9月23日(月・休)

有明アリーナ

OPEN 17:00 / START 18:30

お問い合わせ:ライブネーション・ジャパン LIVENATION.CO.JP

【東京・名古屋公演】
GOLD
¥35,000
グッズ付き ※グッズは当日会場にてお渡しいたします
S席
¥20,000
A席
¥19,000

【大阪公演】
GOLD(スタンディング)
¥35,000
グッズ付き ※グッズは当日会場にてお渡しいたします
S(スタンディング)
¥20,000
A(2F指定席)
¥19,000
  • 価格は全て税込み
  • 未就学児(6歳未満)入場不可。6歳以上はチケット必要。
  • GOLDチケットのグッズは後日発表予定
  • チケット購入前に下記注意事項をお読みください。

SEAT MAP

一般発売(東京公演)

7/13(土)10:00 AM
チケットぴあ ローソンチケット イープラス 楽天チケット

名古屋公演

Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
チケット詳細はこちら

大阪公演

堂島リバーフォーラム
チケット詳細はこちら

Live Nation Japan Premium Club会員先行

6/10(月)正午12:00~6/12(水)23:59
※抽選受付
▶会員登録(有料)/購入方法はこちら
受付終了

Live Nation Japanメルマガ会員先行

6/13(木)正午12:00~6/15(土)23:59
※抽選受付
▶会員登録(無料)/購入方法はこちら
受付終了

プレイガイド独占先行(チケットぴあ/東京・名古屋・大阪公演)

初回:6/16(日)正午12:00~6/23(日)23:59
2次:6/24(月)正午12:00~7/2(火)23:59

※抽選受付
受付終了

チケットぴあ先行(東京公演)

7/3(水)正午12:00~7/9(火)23:59
※抽選受付
受付終了

ローソンチケット先行(東京公演)

初回:7/3(水)正午12:00~7/7(日)23:59
2次:7/8(月)正午12:00~7/10(水)23:59

※抽選受付
受付終了

イープラス先行(東京公演)

7/3(水)正午12:00~7/8(月)23:59
※抽選受付
受付終了

楽天チケット先行(東京公演)

7/3(水)正午12:00~7/8(月)9:59
※抽選受付
受付終了

チケット購入前に必ずお読みください

車椅子をご利用の方は、安全上ハンディキャップエリアをご利用いただく必要があります。車いすでの観覧をご希望のお客様は、Sチケットをご購入の上、以下の通りお申込み下さい。

ハンディキャップエリアへの付き添いは1名様までです。付き添いの方もSチケットが必要なります。また、スペースに限りがございますのであらかじめご了ください。

ご利用希望の方は、チケット購入後、問合せフォームより以下の情報を添えてお申し込みください。

  • お名前
  • 公演日
  • 購入されたチケットの券種
  • 同伴者の有無
  • ご連絡先お電話番号
  • 車いすの種類(電動/手動)
  • 整理番号(発券済みの場合)

※スペースに限りがありますのであらかじめご了承ください。
※車いすをご利用の方を優先的にご案内させて頂いております。

STEP 1

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STEP 3

  • 「ライブネーション・メルマガ先行」横の青い「ログイン」をクリック
  • メールアドレスとパスワードを入力してログイン
  • 自動的に画面が切り替わり、再度公演情報ページが表示されます。

STEP 4

  • 「ライブネーション・メルマガ先行」横の青い「チケットを購入」ボタンをクリック
  • プレイガイドのページに移動しますので、画面の指示に従いチケットをご購入下さい

Credit: Timothy Norris

サミー・ヘイガー / ジョー・サトリアーニ / マイケル・アンソニー

サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)

“ヴォイス・オブ・アメリカ”あるいは“レッド・ロッカー”の異名でも愛される、アメリカン・ハード・ロック・シーンを代表するヴォーカリスト。
1947年10月13日カリフォルニア州サリナス生まれ。高校のときにビートルズやローリング・ストーンズに触発されて音楽に興味を持ち、仲間たちとファビュラス・カスティールズを組んで活動を始める。以降、モバイル・ホーム・ブルース・バンド、ソルト・アンド・ペッパー、ビッグ・バン~ジャスティス・ブラザーズといったローカル・バンドで活動した。

73年にはエドガー・ウインター・グループのギタリストだったロニー・モントローズと出会い、モントローズを結成。同年『ハード・ショック』でレコード・デビューを果たす。
翌74年には『ペイパー・マネー(灼熱の大彗星)』を発表するも、75年2月にバンドから脱退し、ソロ・アーティストとしてキャピトル・レコーズと契約。
『ナイン・オン・ア・テン・スケール』(76年)、『サミー・ヘイガー』(77年)、『ミュージカル・チェアーズ』(77年)、『ストリート・マシーン』(79年)、『バイオレンスの逆襲』(80年)という5枚のオリジナル・アルバムをリリースした(キャピトルにはほかに78年の『オール・ナイト・ロング』、83年の『ライヴ!!』という2枚のライヴ・アルバムを残している)。
その後はゲフィン・レコーズへと移籍して『スタンディング・ハンプトン』(81年)、『スリー・ロック・ボックス』(82年)、『VOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)』(84年)を発表。
『VOA』からは全米26位を記録した「非情のハイウェイ55号」のヒットも生まれた。
同じころジャーニーのニール・ショーンらとのプロジェクト・バンドとなるH.S.A.S.(ヘイガー、ショーン・アーロンソン、シュリーヴ)を結成して『炎の饗宴』(84年)を発表して大きな話題を呼んだ。

85年、ヴァン・ヘイレンに2代目ヴォーカリストとして加入。在籍中に発売した『5150』(86年)、『OU812』(88年)、『F@U#C%K』(91年)、『バランス』(95年)の4枚のオリジナル・アルバムすべてを全米1位に送り込むなどして一世を風靡。その間の87年にはソロとして『ヘイガー・USA』も発表した。96年のヴァン・ヘイレン脱退後はソロへと立ち返り、豪華ゲストを迎えた『マーチング・トゥ・マーズ』(97年)をリリースしたのちに自身のグループとなるザ・ワボタリスを編成して『レッド・ヴードゥー』(99年)、『テン・サーティーン』(2000年)、『ノット・4・セール』(02年)といったオリジナル作とライヴ盤『ライヴ・ハレルヤ』(03年)を発売。その傍ら99年にはグレイトフル・デッドのミッキー・ハートとヘイガー/ハート・プロジェクトを組んで「Code War」をデジタル・リリース。02年にはヴァン・ヘイレンの初代ヴォーカリストであるデイヴィッド・リー・ロスとの“サム&デイヴ・ツアー”を敢行するなどの活動も行なった。
また、そのロスとのツアーを終えてからニール・ショーン、ディーン・カストロノヴォ、ヴァン・ヘイレンでの盟友マイケル・アンソニーらとプラネットUSを結成したが、アルバムの発表までには至らずに解散している。翌03年には自身のツアーにおいてモントローズを再結成して注目を集めた。04年にはヴァン・ヘイレンに復帰したものの、新たに取り組んだ3曲の新曲を含むベスト・アルバム『ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレン』に伴うツアー終了後に再び脱退。再びザ・ワボリタスとの活動に戻って『Livin’ It Up!』(06年)、『コズミック・ユニヴァーサル・ファッション』(08年)を発表。さらに08年には、ジョー・サトリアーニ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、マイケル・アンソニーらとスーパー・グループのチキンフットを結成し、現在までに『チキンフット』(09年)、『チキンフットⅢ』(11年)とライヴ・アルバム『Chickenfoot:Lv』(12年)の3枚の作品を残している。

 チキンフットの活動休止後はソロとして『サミー・ヘイガー&フレンズ』(13年)、サミー・ヘイガー・ウィズ・ヴィック・ジョンソン名義の『Lite Roast』(14年)をリリースしたあと、ジョンソン、マイケル・アンソニー、ジェイソン・ボーナムらと新バンドのザ・サークルを結成。15年にはライヴ・アルバム『At Your Service』を発表するなど現在も精力的に活動中。
なお、その活躍ぶりは音楽の世界だけにとどまらず、実業家としても成功を収め、クラブの経営やテキーラのブランドなどの事業を幅広く展開中。
10年には自らの半生を振り返った自伝『RED 俺のロック人生 サミー・ヘイガー自伝』も出版されている。

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Van Halen - Can't Stop Lovin' You (Official Music Video) [HD]

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Van Halen - Dreams (Official Music Video) [HD]

Van Halen - Dreams (Official Music Video) [HD]

Van Halen - Right Now (Official Music Video) [HD Remaster]

Van Halen - Right Now (Official Music Video) [HD Remaster]

Van Halen - Poundcake (Live at the West End Marketplace, Dallas, TX, 12/4/1991) [Official Video]

Van Halen - Poundcake (Live at the West End Marketplace, Dallas, TX, 12/4/1991) [Official Video]

企画・制作・招聘:Live Nation Japan合同会社

協力:ユニバーサル ミュージックワーナーミュージック・ジャパン

<東京公演>
主催:J-WAVE / bayfm

<名古屋公演>
主催:CBCテレビ 後援:ZIP-FM

<大阪公演>
主催:FM802